第11回埼玉ウォークラリー

10月5日、秋晴れの空の下、森林公園にて、インスリン注射メーカーさん
ノボ社主催の、第11回埼玉ウォークラリーに参加させて頂きました
今年の参加者は260名、41グループだったそうです

ウォークラリーでは、医療スタッフと患者さんやそのご家族友人の方々などが
地図に指定されたチェックポイントで、糖尿病やご当地に関するクイズを解いたり
簡単なゲームに挑戦したりしながら、隠された目標タイムを予想して、ぴったりに
ゴールするように歩き、クイズとゲームとタイムの時間差でポイントを競いあいます
希望者は血糖値も測定してもらえ、糖尿病を歩いて学べるイベントとなっています

3年前は余程人材不足だったらしく、何と初参加の私がチームリーダーでした 汗あせ
運悪く私のチームに配属されてしまった人達の中に、顔見知りの製薬会社の人を発見
彼が最年少で人が良さそうなのをいいことに、昔から地図オンチの私は、早速
彼をナビ係りに任命して、地図その他を全部預け、ナビゲーションを丸投げし
ダーツや輪投げやストラックアウトなどのゲームポイントでは
学生時代に体育会系部活だったという彼に期待を込めて、全部お願いしました
結果的には、必ずしも人選ミスではなかったとは思いましたが
こういった精神統一が重要なゲームでは、若さとか腕力とかよりも
どちらかというと、老練さが大事だったかも? という結論に達しました
気の毒にも、おばはん薬剤師にさんざんこき使われた彼は
その時頑張ったお陰で? 今年栄転していかれました

ともあれ私は、今回はリーダーじゃなかったので、「第一問の答えって②だよね~」
などという声がどこからともなく聞こえてきても
「ええっエエェッ!?!? 第一問ってうちは③にしたけど・・・」などと悩むことも無く
気楽に、金木犀の香りやコスモス畑や色づき始めた木々を満喫しながら歩いていました
私がリーダーだった年にはどことなく不安そうだった皆さんも、今年は
すっかりリラックスして、森林浴を楽しみながら歩いていらっしゃいました clover

糖尿病クイズでは「○○さん、インスリンは膵臓が出してるんだよ。覚えてね!」
と言われている方がいらして、医者と患者さんかなぁ? と想像しつつも
「そこからなんだ」と、その患者さんがとてもラブリーで応援したくなりました

ゴール地点では、リーダー役の医師と覚しき方が「僕は絶対隠しタイムは
1時間25分に間違いないと思う! だからあと7分待ってゴールしよう」
と、チームの患者さんを必死で説得している姿が見られました
ゲーム終了後に発表された隠し目標タイムは80分でしたので
翌日からの先生の診療方針に対しての患者さんの信頼性が損なわれないようにと祈りましたjumee☆faceA80

お揃いのチームTシャツでやる気満々のグループがあり「血糖値いくらだった? 
よーし、全員目標達成できたね!」とモチベーションも高そうでした

終了後はポイント集計する間、みんなで楽しい昼食タイムとなります jumee☆yippee3Ljumee☆yippee3R
インスリン歴の長い患者さんで、人のお弁当の内容を一瞥しただけで
「それなら大体3単位くらいね。もう少し食べてもいいんじゃない」
瞬時にして見分ける方がいらして、心中ひそかに『神』と呼ぶことにしました
目にも止まらぬ早業で注射する方もいらして、ひそかに『神の手』と呼ぶことにしました

集計後、答えあわせして、上位3位とブービー賞を発表し、記念写真を撮って解散です
(ノボ社HPに写真がアップされています)
みんな疲れて出口までぞろぞろ歩く中に、森林公園から駅まで又「歩く」という人が
現れて、心中ひそかに『超神』と呼ぶことにし、私はバスに乗り込みました jumee☆shy1

職業上、患者さんが元気になられることを祈る毎日です
が、何故かいつも、逆に患者さんから元気を頂いているような気がしています
この日も結局、素敵な患者さん達からいっぱい元気を頂いたなぁと思いながら、ふと
バスの窓から見た沿道に、門前の医院の医師が歩いていらっしゃるのを発見しました jumee☆surprise11
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埼玉糖尿病研究会

埼玉糖尿病研究会に行ってきました
年2回開かれ、第49回を数えますので、24年続いているそうです

講演の二題目は「肥満症治療へのアプローチ」というものでした
肥満症の最先端外科治療である、胃バンディング術(胃を縛る)や
胃内バルーン留置術(胃の中に風船を入れる)などを、唯一
我国で手がけているのは大分大学ですが、その内科の方の
吉松博信教授の講義で、とても聞きごたえがありました

内科なので外科のように切った貼ったのダイナミックな要素はない
ものの、肥満症を得意としている大学だけあって、内科的アプローチ
にも先進的なセンスを感じて、興味深かったです

野生動物は満腹になったらそれ以上には食べないそうですが
それは、太ったらエサを捕まえる俊敏性を失うし、無駄な食事は
エサそのものを枯渇させてしまうと知っているから

ところが大脳皮質の発達した人間は、満腹でも
「せっかく大分まで来たんだからセキサバ食べて帰らなくちゃ」とか
「甘いものは別腹だから」などの、食生活に対する偏った考え方
があり、満腹でも食べてしまえるのだそうです

ヒスタミンンという物質は脳の視床下部というところで作用して
食欲が抑えられるけれど、ヒスタミンを服用しても
血液脳関門(血液が脳に入っていく時の関所)を通れないので
体の中に既にあるヒスタミンをうまく利用するしかなく
その為には、咀嚼法といって30回くらい噛んで食べるようにすると
その刺激で、自前のヒスタミンがどんどん出てくるそうです

アレルギーのお薬はそのヒスタミンを抑える作用があるのですが
では、抗ヒスタミン剤は太ったりしないのかと心配になりました
血液脳関門を通らないからあまり眠気が起きないということを
うたい文句にしている抗ヒスタミン剤があるので、来年の花粉症
はそれで乗り切ろうと決心しました

その他にもレプチンや、褐色脂肪細胞や、β3アドレナリン遺伝子多型など
肥満の解明に関するお話が盛りだくさんで、アッという間の1時間でした
こんな面白い講義を、無料で聞かせていただけるなんて、幸せだなと
つくづく思います。仕事してて良かったです

24年前といえば、やっとインスリン自己注射が保険適用になり
さらに糖尿病医療関係者の方々は、「血糖も測らずに注射するのは
暗闇で手探りで歩くのと同じ」と、血糖自己測定の保険適用に向けて
医師会や厚生省に働きかけていた頃です
そんな時代にこういう研究会を立ち上げた、埼玉の医療関係の
先輩方の情熱に思いを馳せた一日でした


プロフィール

フロル

Author:フロル
調剤薬局で働く
薬剤師です

興味のあることは
(昔)パッチワーク
   お菓子作り
   ベランダ・ガーデニング
(現在)糖尿病
    手料理
    パン屋さん

 2014年~ 多肉植物
 在宅を細々始めました

自分の勉強の為にブログを書いています

カテゴリ
エコライフ

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